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三船祭

Mifune-Matsuri
5月第3日曜日

車折神社〜嵐山大堰川
三船祭 その由来は・・・
  三船祭は、昌泰元年(898年)長月21日、宇多上皇が嵐山に御幸の際、大堰川 で御船遊びをしたことが始まりとされています。
  その後のたびたびの御船遊びで、詩歌、吟詠、管弦、舞楽など様々な御遊びがあったことにより、昭和3年車折神社では御大典を記念して、「三船祭」が始められました。その後に、例祭の延長神事として、現在のように5月第3日曜日に行われるようになりました。
「三船祭」の名前の由来は、白川天皇が行幸の折に、「和歌」「漢詩」「奏楽」に長じたものを3隻の舟に乗せて御舟遊びをされたといわれていることから「三船」とされています。
現在の「三船祭」では、御座船を先頭に20数隻の船が、嵐山や渡月橋上流で優雅な様をみせてくれます。
三船祭 その流れは・・・
 
午後12時 神幸式
      車折神社において、神儀「おでまし式」
午後 1時 神幸行列
      車折神社を御出門、三条通を西へ嵐山渡月橋を渡り、中の島公園へ
午後 1時40分 中の島公園剣先にて、神儀が御座船に御乗船
午後 2時 御座船を先頭に、龍頭船、鵜首船以下各供奉船20数隻が次々と発船
      神儀がご乗船されている御座船に対して、龍頭船を先頭に各供奉船がさまざまな芸能を奉納しながら、大堰川(おおいかわ)で舟遊びする。
午後 4時 神儀が大堰川北のりば付近に御上陸
      車折神社嵐山頓宮に入御されて、祭事をおえる。
三船祭 楽しみは・・・
 神幸式
車折神社にて、神儀「おでまし式」が厳かに行われます。
◇◇  神幸行列前の車折神社
神幸行列を待つ牛車や飾りつけをまのあたりに見ることができます。装束を纏った可愛い子供たちの姿には、つい、カメラの嵐です。
 
◇◇◇  神幸行列
車折神社から三条通を西へ、嵐山渡月橋を渡り、中の島公園へとゆっくり行列は続きます。
◇◇◇◇  大堰川で舟遊び
 
御座船を中心に、竜頭船は管弦船に、鷁首(げきす)船は献茶船となって奉納し、次いで詩歌、長唄などの船が順次奉納を行いながら、王朝時代さながらに優雅な舟遊びが再現されます。
   
◇◇◇◇◇  扇流し
三船祭りのメインイベントは、なんといっても足利尊氏の故事にちなんでの扇流しの行事です。
昔、足利尊氏が嵐山近くの天龍寺へ参詣の折に、お供の童子が誤って川に落した扇が川面を流れる優美な様をご覧になって大層喜ばれたことから、それ以後天龍寺参詣の際、お供の人々が競って扇を川に流したといわれています。
この祭礼に向けて公募から選ばれた「平成の姫君」や舞妓、芸者さんの「扇流し」が優雅に繰り広げられます。川岸では、この扇を受けとろうと、芸事の精進ご利益を願う人たちでにぎわいます。
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